黄禍論でファーウェイ排除しようとしたがために自社開発の必要性が生じてしまい結果的により技術力を高めてしまうというアメリカの戦略の失敗。
実はアメリカ自身が自国内の独占・寡占企業だったIBMを独占禁止法違反で訴訟することでそれ以外の企業、たとえばAppleやMicrosoftが成長するきっかけになったのと似たような構図。
違うのはファーウェイ自身が獲得した技術を他社と広く共有する方針を取ってることだな。
Huaweiが中国の上海に広大なチップ機器の研究開発センターを建設中、すでにASMLやTSMCなどで働いていた多数のエンジニアを雇用
https://gigazine.net/news/20240412-huawei-chip-equipment-rd-center-in-shanghai/
以前にも投稿した記憶あるけど改めて。
5G関連、WiFi6関連の特許件数のトップはファーウェイ。
技術的にもトップ。
そしてファーウェイはその特許を他社とクロスライセンス契約している。
自社の特許と他社の特許、それぞれを自由に使える契約を広くしている。
だから知らぬ間にみんな利用してるんだよね。
直近だとこれ。
ファーウェイと大崎電気の電力量計子会社EDMI社がIoT特許のグローバルライセンス契約を締結
2024.04.11
https://www.huawei.com/jp/news/jp/2024/huawei-edmi-patent-licensing-agreement