超過死亡数の前年比の伸びが緩やかになったから新型コロナはもう怖くないとそのグラフだけから主張してる人がいてゾッとしたのを思い出す。
緩やかになったのは新型コロナの感染が蔓延して死亡数そのものが高止まりしているからと読み取れるのに。
また自分の病気もそうだけれど基本的にどんな病気も病態の解明や対処法のノウハウが蓄積されていけば死亡率そのものは下がっていく。
なのに超過死亡数の前年比が減少せず緩やかに伸びているということは死亡率そのものが感染率・感染者数に比較して劇的に下がっているわけではないとも読み取れる。
そして感染者数の高止まりはブレインフォグのようなさまざまな後遺症が社会問題化すると予測できるし、実際そうなってるよね。
ここまで考えれば新型コロナが怖くないなんてことはなく、まだ十二分に怖いし、それへのより手厚い対策が必要だと結論できる。
新型コロナ後遺症対策として社会や政治ができること、そしてもっとも効果的なのはどんな境遇の人でも体調不良から回復に必要な期間を安心して休める仕組みなんだと思うよ。
つまり格差の是正。