sunday-webry.com/episode/25506
春のサンデー新連載陣の期待作「写らナイんです」。霊媒体質の少年とあらゆる霊障を無意識で破壊する少女によるボーイズミーツガールものです(多分)。オカルト部が舞台とはいえ「出席番号0番」とはオカルトに対するアプローチが全く違うのが面白いところ。

あと、何よりヒロイン(多分)の橘みちるのキャラクターがとても良いですね。彼女の「霊感がなさすぎる」「あらゆる霊障を触れるだけで破壊する」「うっかり天然ボケなキャラだけど根は良い子」というキャラ付けがマンガのストーリーの根幹を担っており、現時点(第三話まで)では上手く話が回っているように思えます。今後に期待したいですね(エラそう)

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「写らナイんです」の話の続きをしますが、みちるのキャラクターの行動理念でもう一つ外せないのが「心霊写真を撮りたいと常に思っている」というところで、今週のサンデー掲載の第三話で彼女が何故心霊写真を撮りたいと思っているのか、そのきっかけが明かされます。
彼女は幼少期に父親を事故で亡くしており、もう一度父に再開する唯一の手段として心霊写真を撮ることを選んだというのです。でも彼女には霊感が全く無いので、父の心霊写真を撮ることはかないません。「写らナイんです」というタイトルの由来がコレですね。
また、普段のシーンではコミカルさが強調される表現がなされている彼女ですが、死別した父のことを語っている時はまるで美少女のように描かれているのが、何かこう実にいいなと思います。いや本当に美少女なのかも知れませんが(失礼)。

しかしこのマンガは彼女には残念ながらギャグマンガなので、その後すぐに死んだみちるの父の幽霊が出てきます。父の霊が娘に近づけないのは、みちるの「あらゆる霊障を触れるだけで破壊する」特殊能力があるから。このマンガの現段階での目的は「みちるが父の心霊写真を撮ること」と思われますが、これが極めて困難であることが、第三話で明かされたことになります。
多大な霊感を持った黒桐君は、この問題を前に果たしてこれからどうするのか。それが今後のテーマになるかと思われます。

それはそれとして、みちるの父は既に悪霊化しつつあるのでは感がにじみ出ているので、娘の霊能力でさっさと成仏した方が良いのではという気もしてきます。

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みちるの死んだ父が登場する「写らナイんです」第三話が公開されてますね。読んで、実はみちるは慈愛に満ちた美少女であることを知って、そのかわいさに震えるがいいと思います(何)

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