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そういえば「水は海に向かって流れる」が映画化されたことを最近知ったのですが(いきなり)、以前DMMブックスのセールの時に電子書籍版を買っていたことを思い出して読んでみました。

「過去に色々あった人達が主人公のマンガ」という大枠だけは知っていたので何となく重くて湿っぽい内容の話なのかと思っていたのですが、主人公二人を巡る登場人物たちの言動や立ち振る舞いの絶妙なコミカルさ、そしてその振る舞い故に生じる人間関係の距離感の絶妙さが相まって、「重くて湿っぽいものを抱えて過去から動けなくなっていたヒロインが、徐々に過去から未来へと流れていく」様をスラスラと読めるようにしている感じがしました。本来なら難しい表現をサラリとやっている感じがすごい。「このマンガがすごい!」にランクインするだけのことはありますな(えらそう)。

そして、これを実写映画化するのって結構大変なんじゃないかと思いました。このマンガの空気感を実写でどのように表現しているのか気になります。

book.dmm.com/product/861495/b9

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