「世間の言ってる事がマスメディアになる」ではなく「マスメディアの言ってる事が世間になる」のが疑似民主主義のニッポンで、その傾向は現在も変わってないわけだけど、「本音が言えるメディア」だと言われたインターネットが出てきてからはマスコミも露骨にネットに取材するようになってきた。その功罪はいろいろあって一概には言えんと思うが、少なくとも「大メディアが言ったことが一方的に世論となる」状況でもなくなってきたのは確か。
んで、何だかんだ言って大きめのメディアはクローズドなコミュニティなんかにわざわざ取材しないわけで、Twitterで大バズしたりするのはやはり(メディアインフルーエンスとしては)結構な影響力がある。
そういう場所で書くってことは、望むか望まないかに関わらずメディア形成の一部を担う可能性があるってことで、それを(運動の方向性として)望むかどうかが「メジャーな(≒日本においては多くは資本主義的で差別的な)」メディアに書くかどうかのひとつの指針にはなるのでは。
別に反差別でなくても日本の「世間」的なものに接合したくないなら、Twitterは使わない方がマシだと思う。