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手元の本を寄贈した話 

若い頃に読んでいた本は随分前に知人にあげてしまった。
その知人は里親をしているだとかで、自宅に来る子どもに読書の機会を与えたいだとか言っていたような気がする。
(そこで自分は読み終えていた本をあげた。)

今となっては、今でも手元にあれば良かったのになどと思うが当時はあまり気にしなかった。
それに子どもへの贈り物として考えた場合、自分の読んだ本をあげるというのはその行為自体が物語性をもっているように思われて良いように思う。

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