……だと以前は自分も思っていました。
つまりいわゆる古典的作品に関しては
(1)ネタバレしようがその価値は減るものでもなさそうだし、
(2)新作という扱いにも恐らくならないのだろうからと思って。
(2)に関しては、
原典の再定義/校訂/研究の進捗はいわゆる古典的作品を"新作"化するのかもしれませんし、新訳の登場も同様かもしれません。
ただそういう事情はさておき、自分がまだ読んでいないものについて他人が内容をバラしてくる(!)と不機嫌になるひとも一定数いるような気もします。
自分はネタバレ(?)されると内容をざっくり把握するのに必要な時間を節約することができたと思って喜んでいることが多いと思います。
もしかしたら(1)のような性質を帯びていると思われる作品を好む傾向があるのかもしれません。時の試練を経た何かというような……。 [参照]