病的な疑い
自分は猜疑心が強すぎるのかもしれない。
以前からスターリンがプレゼントをくれた周りの人を疑う逸話や、謀将の類が肉親やら誰やらを好き放題に陥れる話が好きだったのだが、こういう嗜好は自分の中に潜んでいた傾向に応じていたという事だったのかもしれない。
とある心理テストをする機会が最近あったのだが、優しさを表すらしい要素が非常に低く出ており、何だかなという気がした。
何が言いたいかというと、猜疑心と冷淡さが相俟って身近に今までいた人々に対してさえも自分の心が冷え切ってきているのではないかという事である。
独裁者やワンマン企業やら一世一代で成り上がったような成功者的な人々が陥りやすい心理的傾向がこのようなものであるという話を聞いたのだが、あいにく自分はそのような立場ではない。
どこか先天的な部分があるのかもしれない。
しかし親族の影響などがもし仮にあるとしても、存命の親族に負の影響を与えてしまう可能性もなきにしもあらずと思われるので、先天的やらもしかしたら遺伝的であるという可能性についてはあまり公にはしない方が良いのかもしれないと思う。
……つまり自分より歳下の親族が結婚や出産をする際に、精神疾患的な何かへの偏見に晒される可能性を一応念の為に視野に入れて、という事。