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"Ed Sheeran wins Thinking Out Loud copyright case"

… 実はこの歌手のことは全く知らなかったのだが、近年増えている感じがするポップスの盗作疑惑訴訟として注目していたので。

コード進行とリズムは音楽にとってアルファベットの文字だから、という弁護人の説明には肯ける。

まさにこの件について解説している YouTube の動画(2018年7月):
youtu.be/Tpi4d3YM79Q

タイトル&サムネが示しているように、楽曲のパターンに関して著作権は認められないとの立場から。

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どこをどう訴えるか、そのやり方によって勝てる争いもあるのではと思いました。

類似性という事について言えば、1600年頃から300年近く続いてきたような慣用的な和声法に未だに根差しているような音楽は恐らくそのコード進行において殆どどれも大きな違いがないのではないかと思います。

ともあれ、類似性の判定の方法についてそのやり方が既に確立されているのかどうかは流石に気になりました。

類似性に関して言うならば、替え歌はNGなのでしょうか?

多分こうした著作権(?)には色々な段階というはレベルがあるのではと思いますが、基本的にこういった争いは法律の問題であって音楽学の出番は実は多くないような気はします。
勿論音楽的な論点から論じる事に惹かれはしますが、裁判に関わる人達が音楽に関する理屈に関心を示してくれるのか少し疑わしいように自分は思います。
というのも音楽を理屈によってではなく感性によって理解(?)(鑑賞?)しようとするのが一般的なやり方であるように感じているからです。

なお、Ⅰ:ⅰ₆はⅣ:ⅴ₆と同じと思われますのでドミナント機能を持つと解釈する事もできると思います。
また、ⅲは基本的にトニックとドミナントの両機能を持つと解釈しておくのが無難であるような気はします。 [参照]

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