#技能実習生 の妊娠出産問題で、こちらの記事の「前編」のリンクは出回っていましたが、念押しします。
3本目=「後編」になるこの回を是非多くの方に読んでいただきたい。リンさんと同じような境遇で運良く出産に繋がった事例を取り上げてより大きな枠組みに目を向ける、良記事です。
https://www.refugee.or.jp/fukuzatsu/hirokimochizuki10
「妊娠した彼女を独りにしなかった人たち。あるベトナム人技能実習生の妊娠と死産(3)」
前編は以前チェックしていました。
現実からの要請に制度が追い付いていないというのが問題の背景に多分あるのかなと思いました。
現場の困っている感覚をどのように制度へ反映していくのか……が問われているような気がしました。
個人の努力と善意の人々の協力によって乗り切ったというのは美談としては価値が高そうだと思うものの、それらが無くても乗り切れるという現実を前提として作り上げておくのが重要だったのだろうと思います。
行政と現場の間の隙間を協力者が埋めた例かなと思ったのですが、そういう協力者への行政からの各種援助(補助)•資金提供etc.が必要なのかもと思います。
また行政(政治家を含む)が現場から意見を汲み取ったり、現場が行政へ意見を上げたりする仕組みが機能不全になっているのかな……とも思いました。
現場と行政の間のコミュニケーションを手助けする役割を果たす人が求められているような気もしました(ロビイスト(?)でしょうか)。
陳情へ行ったり、意見の吸い上げたりする為にそれらを専門とする人達がいても良いような気がします(既にいるのかもしれませんが)。 [参照]