10月1日に新シーズンが始まる読書会のご案内です。
★酒井泰斗・吉川浩満「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」(第四期/課題図書:千葉雅也『現代思想入門』講談社現代新書)
https://socio-logic.jp/nonPhilo/bookclub.php (案内)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02n8h22r73831.html (申込)
#165 活動報告/「非哲学者による非哲学者のための哲学入門読書会」のご案内(ゲスト:宮崎智之、酒井泰斗) https://youtu.be/UxozjrMwCWc
※短縮版動画を添付しました。
本日発売!
雑誌 #kotoba 連載 #問う人 第2回の主役はウィトゲンシュタインと『哲学探究』。素敵なイラストは小幡彩貴さんです。
吉川浩満「問う人(2)わたしは何を言いたいんだ?」『kotoba』2023年秋号、集英社 #哲劇メモ https://clnmn.net/archives/5271
発売中の『週刊現代』に書評を寄せました。ミシェル・ウエルベックの新作『滅ぼす』、想像とちょっと違いましたがおもしろかったです。よかったら。
吉川浩満「書評|ミシェル・ウエルベック『滅ぼす』」『週刊現代』2023年9月9日・16日号、講談社 #哲劇メモ https://clnmn.net/archives/5289
岡山のスロウな本屋さんにお邪魔しました。店主の小倉さんが選んだ絵本と暮らしの本がならぶ新刊書店。毎月多彩なワークショップも開催中。
店舗は戦前から残る木造長屋! 縁側もあります。岡山の人、岡山にお立ち寄りの人はぜひ。
スロウな本屋 http://slowbooks.jp/
ジャック・ランシエール『文学の政治』森本淳生訳、水声社 http://www.suiseisha.net/blog/?p=18099
詩人と労働者を分割=分配(パルタージュ)するもの
「文学の政治」とは、作家が行う政治活動や、その作品の政治的側面をいうのではない。《文学は文学として政治を行う》のである――エクリチュールの民主主義が成立する近代以降、《文学》によってラディカルな次元で可能となる既存の「分割=分配」への異議申し立てを提示する、メタ・ポリティークの詩学。
【目次】
Ⅰ 仮説
文学の政治
文学的誤解
Ⅱ 人物
エンマ・ボヴァリーの処刑――文学、民主主義、医学
戦場にて――トルストイ、文学、歴史
闖入者――マラルメの政治
ベルトルト・ブレヒトの悦ばしき知識
ボルヘスとフランス病
Ⅲ 交錯
窓から入ってくる真理――文学的真理、フロイト的真理
歴史家、文学、伝記ジャンル
哲学者における詩人――マラルメとバディウ
原註
訳註
索引
訳者あとがき
ジャック・チャロナー『SEEING SCIENCE 科学の可視化の世界』佐倉統監修、片神貴子訳、東京書籍 https://amzn.to/3OB2F1q
「見えない」ものを「見える」ようにする科学の挑戦を、圧倒的なビジュアル表現で紹介する図鑑。極大から極小の世界、数学モデル、シミュレーション、サイエンスアートまで、想像を超える「科学の可視化の世界」へようこそ!
メアリ・ウルストンクラフト『人間の権利の擁護/娘達の教育について(近代社会思想コレクション)』清水知子、後藤浩子、梅垣千尋訳、京都大学学術出版会 https://amzn.to/3YBPnpX
フェミニズムの先駆者が、フランス革命を批判した保守主義の雄エドマンド・バークと真っ向から対決し、人間の本源的平等を主張した『人間の権利の擁護』。フェミニズム思想にいたるきっかけとなったデビュー作『娘達の教育について』をあわせて収録。
文筆・編集・配信。国書刊行会、ヤフー、色々、晶文社。著書『哲学の門前』『理不尽な進化』など。山本貴光と「哲学の劇場」運営。問い合わせ☞https://bit.ly/3gF4wos