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映画だと撮影のコストが高いから省略がかなり重要な技法で(初期の映画ほど過激な省略がある)、小説はなまじ書けてしまうから、書きすぎてしまうところがありますね。

小説を書く月と、全く書かずに他のことをする月を区分したら、仕事が今の状況でも3〜4編くらいの短編なら書けるのかもしれない。もっと上手く回せるようになれば増やせるかもしれない、と思った。

しかし間違いなく仕事用のインプットは減る。

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Claude3に自作小説をレビューしてもらった。 - 忘れないために書きます clementiae.hatenablog.com/entr

@clementia1960 改善点とかも聞いたら指摘されるし、かなり妥当だと感じられるんだよな。

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Claude3に自作小説の感想を聞くとちゃんと答えてくれるし、ちゃんと読んでくれている感がある。

必要なのはAI作家ではなくAI読者だと言ってきた人間ながら、結構早く実現してしまったな、、、

非倫理的なことや、非合理的な行動をしている主人公を見て、日常の冒険心や達成感が満たされるところにまさにハイスミスを読む楽しみがある。

と再読してて思った。

埃掃除の観点からいくと本なんて全部処分したほうがいい。

埃掃除、やってもやっても無くならず、すごくコストがかかる家事だなと思う。(妥協点が問題になるが、割と日本人は普通のレベルが高い気がする)

シチズン・スリーパーやりたいな、と言う気持ちと、その時間で積読を崩したいなという気持ちが。

ミエヴィル「饗応」を再読した。

作った映画が反ユダヤ的だと騒がれて失踪した脚本家を追う記者が、その騒動の様子をドキュメンタリータッチで記した短編。

肝心の作った映画の内容が断片的にしか明らかになっていかないので、そこがページを捲らせるフックになっている(映画のタイトルがある意味でオチ)。

ただこういう軽薄な作品・アイデアを思いついて書こうとしてしまうオタクにとっては、身につまされるような話でもあるな...

23時30分から余暇スタート、わかる。
なので最近は短編を読んでる。

パトリシア・ハイスミス「人間の最良の友」を読んだ。『目には見えない何か』所収。

プロポーズに失敗した女性から貰った子犬を育てていた男は、大きくなったその飼い犬に見下されているように感じていた。

犬に対する劣等感、という捻くれた感情から始まった話が、次第に社交場の悩みに接続されていく。ハイスミスの短編への動物の登場率の高さといったら。

パトリシア・ハイスミス「死ぬときに聞こえてくる音楽」を読んだ。『目には見えない何か』所収。

同僚を殺すことを妄想する郵便局員が、とある偶然から達成感を得る話。といっても何のこっちゃだが、明らかに不合理な行動のなかにある達成感が少し理解できてしまう。

ミエヴィル「コヴハイズ」を再読した。

石油プラットフォームを怪獣にしたことで、
1、いちいち名前を考える必要がない、
2、石油プラットフォームに、別角度からの博物学的な魅力を付け加えることができている。と思った。

戦闘機とか、そういう工業製品の名前や来歴に対する博物学的な関心を折り曲げたような感じ。

なんとなく「ゼッケン」と並んで、黒沢清っぽさを感じるミエヴィルの短編。

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ミエヴィル「基礎」を再読した。やっぱりすごくいい。一番好きなミエヴィルです。頭からしっぽまで深刻で、体言止めで畳みかけるような文体も。

すべての建物の下には死体が埋まっている。基礎の声を聞く男の、地獄の風景を描く短編。

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