Mastodonに移住してから、かつてTwitterと呼ばれていた存在との付き合い方が個人的にだいぶ変化してきた。ツイートはほとんどしなくなって、「読む専」「すけべイラストいいね専」に移行した。
と同時に、SNSやネットとのつきあい方についても、だいぶ意識が変わってきた。
これまでは、Twitterを見て、感情が動かされ、その動いた感情を文字にしてツイートし、何らかの反応をもらえればさらにその感情が増幅され……というサイクルの中に居た。それが、ツイートをしなくなったために反応をもらうこともなくなり、感情を刺激されることがなくなった。
Mastodonではいくつかのサーバーに登録して、用途や趣味嗜好に応じて各サーバーに投稿をボチボチしているが、どのサーバーもTwitterと比べると規模がかなり小さいので、たとえ他ユーザーから何かしらの反応をいただいたとしても、それは限定的で、頭のヘンなヒトが湧いてくる率もかなり小さい。
心がだんだんと穏やかになってくるのを日に日に感じている。 #fedibird
ぼく個人はTwitterと距離を置いている(と思っている)けれど、全く使ってないわけではないです。投稿はしないだけで、眺めることはしている。
その際「フラットな考え方をしていて参考になるとぼくが感じたアカウント」「すけべなイラストを投稿するアカウント」を、リストに入れて眺めている。フォローしているアカウントの投稿がことごとく流れてくるタイムラインは、ほとんど見ていない。
Twitterはあまりに広すぎる。真面目にモノを考えて発信しようとする人も当然多く居るが、どうでもいい個人の日記も大半で、それだけならまだしも、差別・ヘイト・犯罪教唆・意識操作・偽情報・誹謗中傷・悪意の塊その他もろもろもカジュアルに流れてくる。個人のキャパシティでは処理しきれない。
「リスト化して読む」というのは「広すぎるTwitter世界を自分サイズに編集する」ということで、情報をなんでもかんでも摂取するのではなく、自分の咀嚼できる大きさに細かくカットして消化するということ。
Twitterの害は分かるがどうしてもTwitterを使い続けたい、という人は試してみてほしいかな。とはいえ、これって実のところはMastodon内で行われていることと似ているのだけども。 #fedibird
TwitterをMastodonの各サーバーレベルの規模に自分で切り分けていくだけでも、Twitterの毒気はだいぶ抜けていくと思う。どうしてもTwitterを使い続けたいというかたはご参考に。 #fedibird