「サンリオ出版大全」ちょこちょこ読んでるのだけど、リリカというマンガ雑誌があったとかハーレクインの対抗馬のロマンス小説出してたとか映画事業にも進出してたとか知らなかった…。
もちろん目当てはサンリオSFについてで、ちょうど創刊時は日本のSFの人気が上がり、海外SF翻訳が減少し、さらに、出版されても再録ばかりという状況のなか彗星のごとく現れたのが最新のSFだけでなく世界の文学の潮流も網羅したこのサンリオSFだったと。
二百ほど版権を抑えていて、第一回の発行部数は一作品につき二万部とか、さすがに時代は違うとはいえ驚きの部数…!!!
いまだとこんな部数は「三体」くらいの人気や知名度がないと無理だろうな…。