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『スキップとローファー(5) (アフタヌーンKC)』高松 美咲
自意識爆発な5巻。ミカは自分のことを好きになりたいんだと思うんだよ。自意識が邪魔しちゃうとこもあるけど。みつみがついに恋を自覚。きゃー青春だわー。志摩くんはいつもの敏感さが抜けてるのはやっぱりみつみが特別だからなんだよ。青春だね。結月とまことの関係性いいなあ。中学までなら絶対友達にならなかったはずの2人がこんなに仲良くなれるとか最高じゃん。今のナオちゃんがあるのはみつみがいたからってのにグッとくる。あーもうさーみんな大好きだよ。みんな幸せになって欲しい。

bookmeter.com/reviews/11560980

『スキップとローファー(4) (アフタヌーンKC)』高松 美咲
丸っと1冊文化祭。楽しそうだなあ。おまけマンガのミカとナオちゃんのやり取りがいい。ミカはこのタイミングでナオちゃんに出会えて本当によかったね。まだまだ引き返せるとこで出会えたのは大きいよ。

bookmeter.com/reviews/11558008

『東大に名探偵はいない』市川 憂人,伊与原 新,新川 帆立,辻堂 ゆめ,結城 真一郎,浅野 皓生
東大出身作家による東大を舞台にした短編ミステリ集。新川さん辻堂さん以外ははじめましての作家さんたち。この中だと結城さんのが一番好みかなあ。新川さんのメタな感じは東大くくりの企画故だろうなあ。ぼくらの時代での新川さん辻堂さん結城さんの共演は見たが新川さんのパワフルさを思うとわかる感じがする。すごい人よね、新川さん。

bookmeter.com/reviews/11556115

『スキップとローファー(3) (アフタヌーンKC)』高松 美咲
ナオちゃんがミカのこと気にかけてくれてるのいいなあ。この出会いがミカにとって大きな宝物になると思うんだ。同世代ではなく、普通なら絶対接点がなかったであろうナオちゃんだからこそ響くものがあったんじゃないかな。同じ高校の同じクラスになったという偶然から中学までなら仲良しグループになることもなかったであろう、みつみと結月とミカとまことがお泊まり会やる程の仲になってるのとかいいなあ。みんな自分らしく幸せにおなりよ。

bookmeter.com/reviews/11554395

『スキップとローファー(2) (アフタヌーンKC)』高松 美咲
みつみ素直ないい子だなあ。悩み方に人のよさがあらわれてる。ミカはすごく周りを気にしてるよね。「とびきりの美人でもなければ純粋でまっすぐにもなれない私を一体誰が選ぶ?」というミカのモノローグはミカの心の叫びだよなあ。そうやって誰かが自分を見つけてくれるのを待ってる。そのための努力もしてる。だけど今のミカでは選ばれたことを素直に受け取れない気がして辛いなあ。

bookmeter.com/reviews/11551999

『スキップとローファー(1) (アフタヌーンKC)』高松 美咲
アニメがよかったので原作を大人買い。色んな子がいてその子たちそれぞれちゃんとスポットライトが当たるようになってるのいいなあ。ギャルの結月がいたり陰キャで心の壁全開の久留米がいたりするがちゃんとそれぞれが人生を生きてる感じがするのが好き。2人の距離が縮まったのはみつみがいたから。みつみってめちゃくちゃ考えてるようで天然だったりするが根底にあるのは一生懸命さなんだよね。いいなあ。

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とりとめのない話をしたい時もある。
手作り信仰 - 黄昏オレンジ cho-ko.hatenadiary.org/entry/2

『すべての、白いものたちの』ハン・ガン
5種類の白い紙に綴られた物語たち。物語というより詩に近い感じだがあまり海外のものを読んでる感はない。白は白でも色んな白がある。その違いに想いを馳せることに意味があるのだろう。

bookmeter.com/reviews/11545352

『やがて満ちてくる光の』梨木 香歩
自分の世界がちゃんとある人の文章はやっぱり違うんだなあという当たり前のことを思う。紡がれる世界は淡々としてるが情熱もあって相反する2つが成立するのってすごいよね。牧野富太郎について触れた話があったのが私的にはタイムリー。梨木さんから見てもすごい規格外の人だったのね。

bookmeter.com/reviews/11541447

『差別はたいてい悪意のない人がする』キム・ジヘ
面白かったし今こういうタイミングで読むことができてよかったなと思う。やっぱり本もご縁ってあるよね。韓国の話だが全然他人事じゃないし日本に置き換えても全然成立する話だと思う。そのこと自体が恥ずべきことではあるけど。韓国社会の救いはこういう本が出版されてヒットしてることなんじゃないかなと感じる。タイトルにある通り、差別って悪意のある人だけじゃなく悪意のない人によっても行われるしそれが故に厄介なんだと思う。当事者性をどこまで持てるのか、そこが大事。差別されることには敏感でも差別することには鈍感なのが人間だ。

bookmeter.com/reviews/11538400

7月後半から読書がピタッと止まったけどそこまでは読めてたかな。やっぱり平穏な日常あってこその読書なのかもしれない。
2023年7月の読書まとめ
読んだ本:9冊
読んだページ:2257ページ
ナイス:238ナイス

bookmeter.com/users/709153/sum

『私たちが記したもの (単行本)』チョ・ナムジュ
小学生から高齢女性までの7つの短編を収録した短編集。主人公の年代は色々だがどれも私たちの物語である。「初恋2020」はコロナ禍の子供の話だ。コロナ禍の苦しさはどの国でも同じだ。あの頃の空気を思い出して胸がぎゅっとなる。嫁姑のシスターフッドを描いた「オーロラの夜」がいい。「もうあたしはチュンチェルの母親じゃないし、あんたもチュンチェルの妻じゃないから」そうやって解放された2人がカナダにオーロラを見に行くのだ。嫁姑だが、母でも妻でもなく個として繋がる関係性がいい。中々現実では難しいかもだけどね。解説つきなんだがそれがまたよい。物語への理解度が高まるよい解説だった。

bookmeter.com/reviews/11506338

Twitterどうなってくのかなあ。こんな形で終わりが見えてきちゃうとか考えたくなかったな。干支一周以上もあそこにはいるから。

今週の

・ラタトゥイユ
・なすの中華風
・さつまいもサラダ
・枝豆
・オクラの肉巻き
・蒸し鶏
・カボチャの煮物
・カボチャサラダ
・焼き肉
・鶏もも
・手羽中の塩胡麻油焼き
・キュウリのゴマ和え
・小松菜の梅ナムル
・チンゲン菜

暑いねー暑いよー。
大学生はテストシーズン。
頼むからしっかり単位取っておくれよ。
長女の選択必修科目の中に8割くらい落とされる科目あるみたいで先生なんでそんな厳しいの…。
例によって長女も落とされて再履修してます。
8割落とすって先生単位取らせる気ないやんか。
選択科目だからこれ落としても他の取ればいいっちゃいいんだがそういうのあるって聞くとねえ。
厳しいわ。


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『他人の家』ソン・ウォンピョン
長編3作読んできて初めての短編集。長編読んだ時とは違い、芥川賞みたいな小説だなあと思った。長編と短編で書き方変えてるからなんだろうけど、すごく文学的な物語だなあと感じる。余韻の残し方とかね。翻訳によって雰囲気変わってるのもあるかもだけど。

bookmeter.com/reviews/11496573

『本を読んだら散歩に行こう』村井 理子
エッセイ+それにまつわる本の紹介という形。そのつなぎかたがうまくてさすがだ。村井さんの本を読むのは5冊目だがすーっと文章が入ってくるのが心地いい。文章のリズムが合うんだろうなあ。

bookmeter.com/reviews/11487153

『めぐり逢いサンドイッチ』谷 瑞恵
ベタだが私はこの手のおいしい食べ物が出てきて心がふんわり温かくなる連作短編集というのが大好物なのである。サクサクっと口当たり軽く読めちゃうとこが読書の箸休め的でいいんだよね。今作はタイトル通り、サンドイッチくくりなんだけど色んなサンドイッチを食べて見たくなった。パンで挟んじゃえばそれはもう、サンドイッチなのだ。サンドイッチって色んな可能性があっていいなあと思った。

bookmeter.com/reviews/11483460

今週の

・夏野菜の焼き浸し
・オクラの肉巻き
・カボチャの煮物
・にんじん
・ほうれん草のゴマ和え
・蒸し鶏
・甘辛なす
・鶏もも肉の甘酢ほったらかし煮
・手羽元の醤油コンソメグリル
・鶏そぼろ
・炒り卵
・鶏もも肉のしょうが煮
・豚肉
・鶏もも肉
・トマトのゴマポン和え
・キュウリのゴマ和え
・モヤシのおかかあえ
・ゆでたまご

変な天気ー。
1日雨かと思ってたらそうでもなく。
降る時はがって降るから雨音もすごいけど。
中途半端すぎて外干しできなかった…。


instagram.com/p/Cud_83upm8p/?i

『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』森山至貴
中高生向けに具体例をあげながらずるい言葉について考える本。用語解説でパターナリズム、トーンポリシング、アウティング、傾聴、ルッキズム、間接差別、「昔はよかった」病等の補足があるのもよい。あなたのためを思っていってるんだよ、これは差別でなく区別、いい意味でらしくない、今はそういう時代じゃないからね、差別なんて絶対なくならない、そんな言葉じゃ聞き入れてもらえないよ等々の言葉に引っ掛かりを覚える人は読む価値はあるかと思う。子供だけでなく大人こそこれらの言葉へちゃんと向き合うべきなのだろう。

bookmeter.com/reviews/11475719

『花に埋もれる』彩瀬 まる
6編の短編を収録した短編集。幻想的な設定の話はすごく彩瀬さんらしいなあと思う。いつからそういう作風になったのかなと思ったらデビュー作の「花に眩む」からなのね。デビュー作がその作家の原点になるってこういうことなんだなあ。私はこの作風、好きです。

bookmeter.com/reviews/11474014

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