今朝10時頃、巣の周りでたくさんのミツバチがぶわんぶわん飛んでいる。
これ、何回か見ていて、分蜂しちゃうのかなとドキドキしてたのだが、どうも新しいミツバチたちが成体になったタイミングっぽい。
飛ぶのがヘタな子が多いので、下に落ちたのをカマキリ、空中でスズメバチが狙っていた。
最初は動画のハチの固まりはなくて、入口付近にいて小さいムカデを追い落とした一匹が、仲間を呼び止めるような仕草をしているうちに、一団になっていく。
本で「門兵」と呼ばれていた役割をなすミツバチ団がこれみたい。
門兵に仲間入りする子が増えて行くのと同時に、落っこちていた子は飛ぶのを覚えていなくなり、巣に入る、遠くへ(たぶん蜜採りに)飛んでいく。ぶわんぶわんの大騒ぎは終了。
自分で役割を見つけていく。社会の形成過程という感じで面白い。
ちなみにこの団子でコチョコチョし合ってるのは、お互いのグルミーミングになっていく。
外から帰ったときに入口でウロっとするとグルーミングしてもらえる。
3日前もぶわんぶわんがあって、赤いミツバチヘギイタダニをつけている子が混じっていたので、焦って薬を探したのだけど、もうダニを見かけない。
セイヨウミツバチはグルーミングができないらしくヘギイタダニ発生は群れの打撃になるようだが、どうやらニホンミツバチは自分で解決できるらしい。
トイレの壁の中の巣では蜂蜜採れないのに薬を買って世話するのはおかしいかも…?と思ってたら、大丈夫そうでしたね。
ニホンミツバチ、さすがの野生。