糸魚川駅周辺では「中途半端な時間でも開いている飲食店」を探すのが本当に本っ当に至難の業(どこもだいたいお昼営業は13時半ラストオーダー、また、以降の夜営業だと17時半からとか)で……。
遅めのお昼・おやつを食べたくなる頃にぽっかり出現した「無」の時間、ずっと地面に寝転がって過ごそうかと考えていたところ、開店していた定食屋さんと喫茶店がわずか1件ずつあって助けられた。
こちらは喫茶店の方。
自家焙煎《樵Café》
2段に分かれたカフェ・シェケラートという飲み物の上段を構成する泡、これは牛乳ではなくて、コーヒーを泡立てて作ったものだというから面白いと思った。1時間くらい放っておいても消えず、泡のままらしい。
液体部分と同じ銘柄のコーヒーが泡となって重なっており、さらにグラスの中ほどに浮かんでいる氷も、同じものでできている。コーヒーづくし。
いくつかデザートがあるうち、トライフルが自家製だった。
個人的に「トライフル」といえば苺に馴染みがあって(イギリスでなぜか一時期そればっかり食べていた)キウイやバナナが器に盛られているのは新鮮な感じがし、でもこの生クリームとスポンジの素朴な味わいは組み合わさる果物の種類が違っても変わらないなと思う。
深みのあるキャラメルソースはコーヒーと合う☕