最近足を運んだのは神奈川県の立石海岸と、燈明堂海岸。
それから今月、いきなり新潟県に飛んで糸魚川……日本海側へ。
「石ひろい」にハマりまくっている友達に連れられ、砂利浜に行っていた。波や他の岩石に研磨されてなめらかになった小ぶりな石がそれは沢山、海岸の一角に広がっている。
翡翠(ヒスイ)を産出する土地として名前の知れた場所だけれど、あまり関係なく、ただ岩石って面白いよねというのを肌で感じる試みだった……。
Kindle unlimitedで藤岡換太郎《三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち》をダウンロードしたり、並行して西本昌司《観察を楽しむ 特徴がわかる 岩石図鑑》を借りてめくったりしていたら、後者で花崗岩の説明に「一見、ゴマ塩おにぎりやサケフレーク入りおにぎりに見えるかもしれません。」とあって喜んだ。
ゴマ塩おにぎりみたいな石!
サケフレーク入りおにぎりみたいな石!
そういう例えが使われていると嬉しくなってしまう。
よもぎ餅や豆大福みたいな石、ハンバーグみたいな石も、ふりかけご飯みたいな石も大好き。
写真は友達が血眼になって魅力的な石探しをしている傍ら、私は体力が尽きたので岩を枕にすやすや眠り、ふわっと目を覚ましたらだんだん足元まで潮が満ちてきていた様子。
糸魚川駅周辺では「中途半端な時間でも開いている飲食店」を探すのが本当に本っ当に至難の業(どこもだいたいお昼営業は13時半ラストオーダー、また、以降の夜営業だと17時半からとか)で……。
遅めのお昼・おやつを食べたくなる頃にぽっかり出現した「無」の時間、ずっと地面に寝転がって過ごそうかと考えていたところ、開店していた定食屋さんと喫茶店がわずか1件ずつあって助けられた。
こちらは喫茶店の方。
自家焙煎《樵Café》
2段に分かれたカフェ・シェケラートという飲み物の上段を構成する泡、これは牛乳ではなくて、コーヒーを泡立てて作ったものだというから面白いと思った。1時間くらい放っておいても消えず、泡のままらしい。
液体部分と同じ銘柄のコーヒーが泡となって重なっており、さらにグラスの中ほどに浮かんでいる氷も、同じものでできている。コーヒーづくし。
いくつかデザートがあるうち、トライフルが自家製だった。
個人的に「トライフル」といえば苺に馴染みがあって(イギリスでなぜか一時期そればっかり食べていた)キウイやバナナが器に盛られているのは新鮮な感じがし、でもこの生クリームとスポンジの素朴な味わいは組み合わさる果物の種類が違っても変わらないなと思う。
深みのあるキャラメルソースはコーヒーと合う☕
#旅行 #新潟