学校の制服というもののひとつの役割として、「貧富の差を見えにくくする」というものはたしかにあって、アメリカなんかたぶん、「貧富の差はあって当然である」って前提があるんだよな。資本主義が国是なので。
私服を許可することによって経済格差を見た目で明らかにしないという方針である以上、学校指定のコートを作るべきなんだろうけど、どうしても高額になってしまう。ユニクロなんかと比べたら、まともな服飾メーカーが作るから。だけど、「学校指定の制服がユニクロ」というのは「真の地獄」だと思うので、高額のコートをどうにか購入するしかなく、本末転倒みたいなものはある。