劉慈欣の短編「円」、
最初にケン・リュウ編の中華SFアンソロ『折りたたみ北京』で読んだとき本当に衝撃のおもしろさでした。
(『折りたたみ北京』自体、ケン・リュウがめちゃくちゃおもしろい短編をよりすぐって載せているので全部おもしろいんですが)
そのアイデアが同じ作者の『三体』のなかにも使われているのだけど、そっちはお話にフィットするようにアレンジされちゃってるんですよね。
なので、短編「円」のおもしろさを味わうには短編集で読むしかないのです。
(「円」は『折りたたみ北京』か劉慈欣の短編集『円』で読めます。『折りたたみ北京』は傑作中華SFアンソロでおすすめだし、劉慈欣の短編集『円』もほかの劉慈欣の短編が読めて良いです。)
わー。陳舜臣、実は結構好きです。
そうそう。文学者でありながら政治家であるのが普通、というのがずっと続いてきた国なんですよね。そういう意味でいまだに作家もジェネラリストなのが当然、という。すごい国です。
@chaton14 おっしゃることは陳舜臣先生からも教えられました。李鴻章にしろ中国の政治家は詞を読む文人なのだと。