BT

「パブリック 図書館の奇跡」という映画がこういう問題について扱っていました。

フィクションですが、
「公共サービスの最後の砦」としての図書館を描いていて、とてもいい映画です。

監督・主演のエミリオ・エステベスは、父親のマーティン・シーンが社会問題にコミットするところを見ながら育ったそうです。

もうこんなひどいことばっかりの世の中でしんどいなぁ、
と元気がなくなってしまったときに見ると、
ああ、こうやって海の向こうでも公共サービスを取り戻そうって動きになってきているんだなぁ、と世の中に対する信頼が少しだけ取り戻せます。

(参考)
・「『パブリック 図書館の奇跡』が描く、公共施設と疎外された人々」テキスト by 常川拓也 編集:後藤美波(CINRA.NET編集部)
cinra.net/article/column-20200

・「《座標》映画『パブリック図書館の奇跡』を考え続ける」谷合 佳代子
jstage.jst.go.jp/article/tosho

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Netflixのドキュメンタリ
「私の帰る場所」
(予告編)
youtube.com/watch?v=moekzAxXe0

(本編)
netflix.com/jp/title/81240756

で見た、
都市の大通りにホームレスの人のテントがずらっと並んでいるアメリカの風景。

こうした光景が、日本でも当然になってしまうときがもうすぐ来てしまうのではないかとときどき思います。

ふつうに働いて生きていきたいのに、暮らせないようなお給料で搾取されて困っている人たちがたくさんいる。

そういう人たちが使い捨ての駒として、凶悪犯罪に荷担させられるようなことさえ、起きている。

それなのに、与党の政治家たちは、パーティ券を買って裏金づくりに協力してくれたり、党に献金をしてくれたりする、大企業の声にばかり耳を傾ける。

皆で投票して、なんとか変えていきたいですね。

人がふつうにご飯を食べて暮らしていける社会に。

(ちなみに、米国も、こうした状況に対して何もしていないわけではなく、以前紹介した映画「パブリック 図書館の奇跡」のように、「公共」を立ち上げていくことで対抗していこうという社会的な動きがあると思っています)。 [参照]

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