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』10月号の連載「米軍主権国家」。
1回目、星野潔さんの「港ヨコハマの米軍基地 横浜ノースドッグで何が起きているのか」を読みました。

「横浜ノースドッグには、二〇〇二年八月から〇四年九月までの間に、一〇隻のラニーミード級陸揚艇(LCU)などさまざまな陸揚作戦用資材が搬入され、備蓄されるようになった。

これは、この基地が、米陸軍の戦争資材を世界各地に事前配備するための陸軍事前配備貯蔵(APS)拠点の一つになったことを意味する。

APSの拠点は、全世界にAPS-1(米本国)、APS-2(欧州)、APS-3(洋上)、APS-4(北東アジア)、APS-5(南西アジア)の五カ所が存在する。このうち横浜ノースドックは、相模総合補給廠および韓国の大邱(キャンプキャロル)とともにAPS-4を構成しており、そのうち、主に陸揚作戦用資材の備蓄を担っている」(p126)

今年から、横浜ノースドッグには米軍の兵站用の部隊も配備されています。

戦争継続のため戦地に物資を送る専門部隊です。

朝鮮戦争、ベトナム戦争のときも、米軍のための輸送拠点だった横浜。

ふたたび「軍港」化し始めています。
今度の輸送先は南西諸島、つまり沖縄です。

(参考)
tokyo-np.co.jp/article/225800

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