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そうした私たちの「加害の歴史」が内容に含まれる映画がトップにどーんと表示されることは、まずありません。

私がこれらの映画をアマゾンから探せるのは、あらかじめこういう映画があることを知っているからです。

せめて、これらの「加害」を描いた映画も今回の「あの花が」と同じくらいの扱いで大きく表示され、見る側が選択することができれば・・・と思います。

特攻隊に志願した若者は「本当は志願したのではない、強制されたのだ」とよく言われます。

そういう時代に比べたら、私たちはいろんなことを自分で自由に選択しているように見えます。

しかし、実際のところ、判断する材料もろくに与えられないまま、お金や力のある人たちが望むものだけを示されて、「このどれかを選べ。選んだら責任をとれ」と日々迫られているような気がするのです。

実際には示された選択肢以外のものがあるのに、それがないかのように見せられ、巧妙に誘導されているのに。

(つづく)

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