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特攻記念館のようなところを訪れ、”知っている”人たちの写真や手紙が展示をされているのを見て、泣き崩れるという場面で終わります。

タイムスリップし、「出撃する隊員たちを世話する食堂のおばさん」を住み込みで手伝うようになる主人公。
当然、自分と近い年齢の若者たちが、苦しみながら出撃する姿を複数見ます。

しょうじき、よく出来ていると思いました。

もし私が主人公たちと同じような10~20代の年齢だったら、この映画を泣きながら見て、知覧についての本を読んだり、「”聖地巡礼”したい」と望んだかもしれません。
(そしてそうしている限り、日本軍の「侵略」からは目を逸らし続けることになったでしょう)

今回私がなぜ「あの花が」を見たのかというと、発言が批判されている卓球のメダリストの女性は、この映画を見たのではないか、と思ったからです。

もし、プライムビデオのトップページに、繰り返し表示される映画を、おすすめされるままに見て、素直に受け取る若者がいたとして、誰を責めたらいいのか。

私は、アクセスしやすいところにこういう特攻を題材にした映画だけがあるような社会がまずおかしいと思います。

アマプラには「アイ・キャン・スピーク」や「雪道」などの「従軍慰安婦」を扱った映画もありますが、

(つづく)

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