蓮舫氏の公約発表会見、Youtubeで見ていました。よかったです。

最初に、非正規雇用を減らしていく方針を出し、東京都の会計年度任用職員についても、専門職から順次、雇用を正規にしていくとはっきり言っていました。

人件費カットでコストダウンみたいなのはもうやめにしよう、
小池氏が「子育て支援」を打ち出していて、それはよい政策だけれども、もっと長期的に人々が安定して暮らせるように取り組んでいく必要がある、と。

神宮外苑の再開発については「凍結」。

あと、質問にこたえる形で、関東大震災時の朝鮮人虐殺の慰霊について小池氏が追悼文を送らないことは問題だし、送らないことが差別の空気を助長していることも問題であるから、自分が知事になったら追悼文を送るということも、言っていました。

前回の出馬会見が「批判ばかり」と言われたからか、今回は「小池氏の政策で良いところは残していく」ことを強調していました。

意地悪な質問にもうまく答えていたと思います。(揚げ足をとらせないためか、こちらからしたら物足りない回答をしていたところもありました)。

世田谷区の取り組みについて触れたところもあったし、わりと世田谷・杉並的オルタナティブ地方自治のラインに足並みを揃えてきたと評価できると思います。

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たしかに、報道での切り取られ方なのか、動画などを見ると、蓮舫氏が「若者支援」を主張しているところが強調されていて、気になりますよね。
(私も少しさみしい気持ちになります)。

ただ、最初の公約発表会見でも
実際の公約「7つの約束」の内容をみても

公約(pdf)
cdp-japan.jp/files/download/0m

約束1は「現役世代」を応援するという内容です。

非正規雇用を減らしていく、東京都の会計年度任用職員を専門職から順次正規にしていくというところなどは、実質的に就職氷河期世代が多く対象になっている内容であると感じています。

また、約束2の奨学金返済支援や家賃補助、高齢者の生活や介護支援などは、特定の世代ではなく、いろんな人が対象の政策だと思います。

たぶん、公約をつくるときには政策立案系のスタッフが関わっていたけど、短い演説や動画を撮るときには、広報・広告系のスタッフの方が多く関わっていて「若者支援を強調する路線で」という広告系の方針になっているのでは?と推測します。

せっかく、いろんな人が安心して暮らせる社会をつくるという魅力的な公約を出しているのに、動画などで「若者」ばかり強調する方針をとっているならちょっと残念だし、強調するところを間違えている気がします。

[参照]

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