東京・港区長選。
現職・武井雅昭氏(5期連続区長、自民・公明推薦)に
元区議・清家愛氏が勝利しました。
区議時代、清家氏の所属会派は「みなと政策会議」。民主系が多い会派です。
今回、清家氏は無所属・政党推薦なしで区長選に。
ですが、共産党が自主的な支援を表明。
つまり、非・自民公明、事実上の「野党共闘」(民主+共産)の勝利と言えるでしょう。
確定票は
清家 愛氏 29,651票
武井雅昭氏 28,123票
菊地正彦氏 3,070票
1500票差で勝てた理由として、
・候補者3人のうち2人が保守派の男性
→保守派の票が割れた
・共産党が自主的な支援を表明した
→無党派を含め、リベラル左派系有権者が清家氏に投票(むろん共産党支持層も)
という要素が大きいのではないでしょうか。
(30.62%という投票率の低さは、「区政がずっと変わらない」ことに「諦め」を感じてしまった有権者が多かったのではと思いました)。
このあいだから、静岡県知事選など、地方選で「非自公」候補が連続して勝利しています。
この傾向は、都知事選まで続くのではないでしょうか。