「戦争準備」の流れと無縁ではない 自衛隊靖国参拝で高橋哲哉さん:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASS3H5RSRS38UPQJ00L.html
平和主義を捨て、戦争をできる国どころか、戦争をする国になってきていると思います。
BTした高橋哲哉先生のお話、先日BTした斉藤小百合先生のお話と同様、とても重要です。
なぜか朝日は、同時に守屋武昌元防衛次官の談話も両論併記的に掲載しています。
「公務に殉じた人の追悼、議論を 元防衛次官がみる自衛隊の靖国参拝」
https://www.asahi.com/articles/ASS3L521PS3LUPQJ007.html
「ただ、このことはわかってほしい。旧日本軍と自衛隊は違いますが、自衛官は国民のために命をかけています。その意味で「同じ職業」という意識はあるでしょう。幹部らの靖国参拝の報道を見ましたが、戦争を美化しようとしているのではなく、公務に殉ずる意識の表れだと私は思います」
こうした一見「素朴」な守屋氏の言葉。
あえて「気持ち」ベースの話をすることで、今まで前提とされてきたさまざまな事柄(『国家と犠牲』、『靖国問題』など長期の議論によって積み重ねられてきた論理)をしれっと踏み越えようとしているなぁと感じます。
ちなみに、自衛官の「公務に殉ずる」気高さを強調する守屋元次官ですが、
彼自身は軍需産業と癒着してワイロをもらい、「収賄の期間、回数、金額なども甚だ悪質」「防衛行政や国家公務員に対する国民の信頼を著しく傷つけた」として実刑判決、服役した「気高くない」来歴があります。
http://www.asahi.com/special/071029/