教職員による投票では2位だった人が、なぜか「学長」として指名されたという千葉大学の学長選考。
NHKで報道されていますね。
これから入試シーズンが始まるときに、こんな「不正」っぽいやり方で学長選考をして、大学はどう説明するのでしょう。
皆が納得できるような理由を提示するか、そうでないならば間違いを認めて正すべきです。
「千葉大学では、学長の選考にあたっては教員などの投票で「学内意向聴取」を行い、会議ではその結果を参考にして1人を選出することになっていて、先月19日に行われた意向聴取では、3人の候補者のうち副学長で人文科学研究院教授の山田賢氏が534票、横手氏が446票、医学研究院教授の松原久裕氏が350票でした。
大学によりますと、これについて先月30日、人文科学研究院の教授会から、会議の議長宛に質問書が送られたということです。
質問書では、2位だった横手氏が選出されたことについて「得票数の差を覆すに足るどのような合理的な理由があってこのような選考結果に至ったのか、教職員や学生が結果に納得し信頼して大学の運営を委ねるためには詳細な説明がなされる必要がある」などとしています」