「こども大綱」が閣議決定され、
「「こどもまんなか社会」の実現に向け、12項目で数値目標が設定されました」
とのことなので、どんな12項目なのか、こども家庭庁のページを見てみました。
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-taikou/
12項目、「~と思う人の割合」などの「気持ち」を問うものばかりで、こんなものに「数値目標」の意味があるのか、ちょっと首をかしげます。
数値目標というのは、たとえば
「ひとり親世帯の貧困率を引き下げる」
「義務教育の給食費を全国で無償化する」
みたいな具体的な達成の有無が分かる事項について設定するものではないでしょうか。
(こども家庭庁の当該ページを開くと、加藤紘一氏の「こども」さんである加藤鮎子大臣の動画がたくさんあって、なるほど、こういう有力者の「こども」を「まんなか」におく社会の実現ということか、という謎の納得はしてしまうのですが)。