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「忠誠!」「精神!」などの言葉が韓国映画やドラマで出てくると、「日帝ぽい・・・」と複雑な気持ちになります。

また、以前「貪欲の帝国」というサムスン告発ドキュメンタリ映画を見たときに、日本軍的なものが企業文化(?)の中にも残っていることに気がつきました。

その映画では、サムスンの工場で働いていた若い女性が出てくるのですが、
「実際に働く前、高校三年生の夏休みに、内定者向け研修で集められ、工場の裏手にある林に行った。
そこで、”木に抱きついて、セミの真似をしろと言われて、実際にそうした”」と言っていたのです。

「木に抱きついて、セミの真似をさせる」。日本軍が初年兵におこなっていたというイジメの典型です。こんなに時代が下ってもまだそういう習慣が残ってしまっている、ということがかなりショックでした。

映画の主題はサムスンが半導体工場でちゃんと安全防護策をとらなかったため、そこで働いていた若い女性たちの多くが癌にかかった、ということの告発です。

なので、その「研修」の話は主筋の労災の話とは直接の関わりはないのです。ですが、衝撃でした。

なお、サムスン労災については、同じ題材で「もう一つの約束」という劇映画も作られています。(こちらは未見)

(参考)
labornetjp.org/worldnews/korea

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