「緊急避妊薬のスイッチOTC化」について、パブコメ募集中らしいです(~1月31日23時59分まで)。
「スイッチOTC化」とは、今まで病院に出かけて行って処方して貰う必要があった薬が、市販薬として買えるようになることだそうです。
緊急避妊薬って、服用にタイムリミットがあるから、必要なひとは一刻も早くのみたいし、早く手軽に入手できるようにしてほしいですよね。
なんか、外国では大学キャンパス内の自動販売機で買えたりするところもあるとか。
自民党の「地域で安心して分娩できる医療施設の存続を目指す議員連盟」(武見敬三会長)は、「慎重に」とか言って阻止したいみたい。「皆が薬局で買えるようになったら病院が儲からないじゃん。困るよ!」みたいなことですよね。
「地域で安心して分娩できる」社会をつくるためには、緊急避妊薬が気軽に手に買えるようにしたほうがいいのでは、と思いますが。
アメリカのプロライフ問題(ロー対ウェイド判決の否定)、フランスの作家アニー・エルノーのノーベル賞受賞など、世界での、女性の権利をめぐるニュースが続きますが、日本に住む私たちがコミットできるのは、まずこういうところからなのではないかと思います。
年末年始、空いた時間でぜひ。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495220301&Mode=0