ブーストしたの、すごくわかる。それをよしとしていいのかと自問する感覚。
最初に見た時は(シゴキ部活のトラウマがずっと頭をよぎるので)「心が動くすごい映画なのはわかる！わかるが二度と見るか💢」と思っていたのだが、そのあとTGMでルースターがアンドリューだと知って見直し、映画館で見られる機会ができたので行き、この前は家族が見たいというので一緒に見……都合4.5回見てる。で、見るたび最後の部分の見え方・解釈・この先の二人の予想が毎回変わる。
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初回は「あーあアンドリュ、フレッチャーの思う壺じゃんせっかく暴力から抜けられたと思ったのに元の木阿弥だ」と思い、2回目で「ん？これアンドリューわかってて乗ったんだな。同じ穴のムジナかよ」となり、「フレッチャーはバード級を育てるつもりでいるが本当に指導者の才あるか？『Good job!』で天才が出てきたらどう思うんだ？」「これ互いが相手を利用しあって本当にホンモノになる、その瞬間なのかも」「やっぱりうまくいかなくて二人ともしがないジャズバーのピアノ弾きとピザ屋の兄ちゃんで終わる未来ありありだな」……こんなふうに毎回エンドが変わるの、ほんとシンドイがクセになる。くっそチャゼルめ……で毎回終わる(笑)。
