Mastodon始めたのは、mstdn.jpの話を聞いてだから2017年4月なんだけど、
じゃあ新しもの好きで何にでも飛びつくかというとそうでもなくて、BlueskyやNostr、Threadsは適当に様子見てればいいや、ぐらいの感覚です。
2017年4月に飛び込んできた人達の多くは本当に新しもの好きというかアルファ系の人達で、最初は凄い勢いで飛びついていきなり解説記事書いたり本書いたりして盛り上げるんだけど、すぐに次行っちゃうのであっという間に居なくなるというw
技術者が興味本位で立てたサーバは、運用には全然興味がなくて、閉鎖もメッチャはやかった、などがありますw
私は本当にMastodonが気に入ったし、一番スジが良いと思ったので、いまでもMastodon系を推し続けてます。
オープンワールド釣りゲーム『Call of the Wild: The Angler』、「北海道」舞台の新DLC発表。イトウやサワガニを捕りつつ、地元民と交流する新ストーリーも盛り込み https://automaton-media.com/articles/newsjp/calllofthewildtheangler-20241009-313721/
【漫画】インタビュー怪談「山の鎖」 | オモコロ https://omocoro.jp/kiji/461270/
【漫画】インタビュー怪談「ゴツゴツした人間のようなもの」 | オモコロ https://omocoro.jp/kiji/476485/
分散型SNSプロトコル「AT Protocol」「ActivityPub」「Nostr」は一体何が違うのか?それぞれの特徴をまとめてみた - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20240409-at-protocol-activitypub-nostr/
Untangling Threads
https://erinkissane.com/untangling-threads
余談だけど、こっちも読んだ。Big Fedi, Small Fediの話の中で出てきてた記事。MetaとThreadsについての話。
ちなみにBig FediとSmall Fediの話のソース
Big Fedi, Small Fedi
https://evanp.me/2023/12/26/big-fedi-small-fedi/
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改めて、「分散型・非中央集権型を志向すると、ユーザビリティは低下してしまう」という問題は確かに大きいように思う。
が、かといってグローバルビュー等の横断性を実現しても、かえってノイズが増えたりしてユーザビリティは低下する気もする。
そもそも最初の記事では、
> フェディバースがTwitterのような情報インフラとして機能するためには、
と書かれているが、Twitterは情報インフラとしてかなり微妙。
なので、ユーザービリティと非中央集権性がどの程度のトレードオフなのか、というのはもうちょっと考えても良さそうだな、という感じ。
そもそも「中央集権的なものはメタクソ化のリスクがある」という問題を、現状のAT ProtocolとBlueskyは解決してない気がする。 [参照]
感想としては、筆者の主張というか解説(「BlueskyはなぜActivityPubを採用しなかったのか」「Fediverseのどこに矛盾があるのか」)に矛盾や誤謬は無いように思える(もちろん単に私の賢さ不足でそう見えている可能性はある)。
要するに、
「Fediverseの指向性としてBig FediとSmall Fediがあり、そしてBlueskyはいわばBig Fedi的なものを目指していたが、そもそもActivityPubはBig Fedi的なものと相性が悪かったため不採用となった。
Fediverseは理想としては非中央集権型でかつユーザビリティが高くなるようなデザインを目指すべきだったが、それができなかった理由としてActivityPubというアーキテクチャに欠点があった」
という主張。
ただこのへんのActivityPubについての論は諸説あると思うんだけど、自分は専門外過ぎてわからん。ソースで挙げられていたGitHubの記事( https://gist.github.com/jdarcy/60107fe4e653819138396257df302eef )とかも読んだけども。
上の内容まとめの続き
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Q. Fediverseのなにがいけなかったのか?
A1. 「ユーザビリティ」と「非中央集権性」がトレードオフの関係になっている
・快適さを重視すれば、大手サーバーを選択することになるため中央集権的になる。
・一方で分散化を重視すれば、小さいサーバーを選択することになりユーザー体験が損なわれる。
A2. 「理念」と「アーキテクチャ」が一致していない
・ActivityPubは分散化が進むほどパフォーマンスが低下する性質のアーキテクチャで、これはFediverseの分散を推奨する理念と矛盾する。
A3. 分散が目的化している
・分散がどの程度大事なのか、ということを改めて問うべき。
A4. ActivityPubというプロトコル自体は、小規模なフェディバース(Small Fedi)で利用する限り決して悪いものではない。
・ただBlueskyが目標とするBig Fediは実現が難しい。
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という感じらしい。
BlueskyがActivityPubを採用しなかった3つの理由
https://whtwnd.com/did:plc:s4ncxuatu3eyu6qus6brmf7o/3l5uqcwjawe2e#user-content-fnref-19
改めて読んだ、ので自分の読解をまとめておく。
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Q. BlueskyはなぜActivityPubを採用しなかったのか
A1. ActivityPubには「グローバルビュー」がない
・Fediverseが情報インフラとして機能するためには、トレンドトピックやサーバーを横断した検索機能といったグローバルビューが不可欠だが、現在のFediverseにはそういった横断性が無い。
A2. ActivityPubには「アカウントポータビリティ」がない
・Fediverseではサーバーによって得られる体験が違い、大手サーバーほど快適なため、結果的にユーザーの一極集中が起こり中央集権型に近づく。
A3. ActivityPubには「スケーラビリティ」がない
・ActivityPubは「全員対全員(all-to-all)」の通信パターンを作成するが、これはシステムが成長するにつれ指数関数的に厄介な問題になる。
A4. A1~3は負のループを形成する。
・グローバルビューの欠如のため、大手サーバーに人が集まり、その通信コスト削減のため他サーバーへの配送を制限し、さらに一極集中が進む。
SNSの機能・性質としての違いについて見ると、
Mastodonのホームが、アカウントフォローによる人間の活動を対象としたタイムラインを形成するのに対し、
Fedibirdのホームは、関心を軸とした情報取得(購読)でタイムラインを形成するように設計されています。
リストも重要で、関心のある内容に合わせてホームといくつかのリストに振り分ける使い方になります。
購読は、アカウント、ハッシュタグ、キーワード、投稿者の所属サーバー(ドメイン)が対象で、フォローしている相手であればフォロワー限定の投稿まで、フォローしていない相手については公開投稿のみが対象となります。
全文検索も重視しており、相手の検索対象として許可している範囲を守った上で、様々な条件を指定した検索が可能となっています。
ローカルコミュニティの繋がりがない性質と合わせて、通常のMastodonやMisskeyとは異なる使用感のSNSとして使えるかと思います。
また、Misskeyと互換性のある引用機能と絵文字リアクションをサポートしており、Misskeyの利用者とスムースにやりとりが可能です。
Fedibirdではよく『連合志向』という言い方をしていますが、fedibird.comではローカルとリモートのアカウントを区別せず、一人一人がFediverseという大きな空間・環境の中で活動するようにデザインしています。
コミュニティとしては、ラウンジ・カフェテリア的に運用されている #fedibird ハッシュタグのタイムラインと、グループ機能によるユーザー設置のコミュニティがありますが、あくまで参加したい人だけが集う場所で、どのサーバからでも対等に参加できるようになっており、帰属サーバとは切り離されています。
区別しないと言っても、サーバ間で互換性のない機能についてはリモートとローカルの差は生じるのですが、Misskeyなど他実装の機能を直接サポートしたり非互換性をケアするなど、できるだけ不自由なく交流できるように工夫しています。
fedibird.comの設置・運営目的は、ActivityPub系のFediverseの普及を後押しすることで、既に一定程度の貢献を果たせたものとして、新規登録の募集は停止しています。招待URLを通じた登録は受け付けているので、既に登録している利用者から招待を受ければ登録可能です。
fedibird.comがどういうサーバか、あらためて説明してみます。
fedibird.comは、Mastodonをベースに様々な機能拡張を加えたサーバソフトウェアである『Fedibird』で運営されるFedibirdの旗艦サーバです。
MastodonやMisskeyには、同じサーバの利用者の公開投稿が流れるローカルタイムラインという仕組みがあり、自然に一つのコミュニティとしてまとまりやすく、それぞれに独自に盛り上がりやすい性質があります。サーバの運営者としても、自分の作りたいコミュニティをホストするのに都合がいいので、自分のサーバを設置・運営する動機づけにもなっています。
他方、コミュニティにはカラーがあり、同調圧力も強くなるため、どんな人たちがどういう話をしている場なのか、ということを強く意識させられます。大きなサーバであれば群衆に紛れるようになりますが、それでも場の雰囲気は作られるため、それを基準にサーバを選ばなければなりません。
ここに、Mastodon特有の使いにくさがあると考えました。
そこでFedibirdでは、サーバのコミュニティ化を防止し、一人一人が直接連合に参加するような環境を提供できるよう、ローカルタイムラインを削除する選択を行いました。 #fedibird
いち早くFediverseに移住した弊社としては色々と思うところはありますが、この記事にはあまり賛同できませんね。
もちろんが最高で良いとも思ってはいませんが、AT Protocolの掲げる理想より、ActivityPubのほうがずっと現実的であり場合によっては優れているとも考えています。
この記事で「グローバル検索性」のなさを指摘していますが、本当にそれが必要なのか、それを実現したでの悲劇などを考える必要があるでしょう。
1に、これを実現するためには全ての投稿を一箇所に集める必要があり、それは検閲に繋がります。ActivityPubは、検閲できないようにするため、あえてグローバル検索を犠牲にしたんだと思います。機能が劣るのではなく、そういう設計思想、割り切りだと思います。
2に、結果としてActivityPubでは、ブースト・RNで範囲は拡大されますが基本的には投稿が届く先はフォローで繋がっている先までに限られます。
このため縁もゆかりも無いところにはあまり届かないので、あらぬところから唐突に反抗的なメンションが来たりする可能性も少なく済み、棲み分けで平和に暮らすことができると思います。
では意図しない先にまで届いてしまうグローバル検索性があるため、マウントを取ろうとする人の登場など日常茶飯事でした。 [参照]
高知能エイリアンから逃げるホラー『Alien: Isolation(エイリアン アイソレーション)』まさかの続編発表。前作発売から10年、突如の告知 https://automaton-media.com/articles/newsjp/20241008-313531/ @AUTOMATONJapanより
これの前作のVR版やりたいんだよなあ
Japan, Hokkaido
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