「Americas (アメリカス)」の名前論としての意義
https://www.tenri-u.ac.jp/tngai/americas/files/newsltrs/33/NL33._special.morizumi.html
> Americaという全体をあらわす概念がthe United States of Americaという特定の国や地域を表すのはよくないということである。
> これには筆者も賛成で、かの50州から成る国を「アメリカ」ではなく「アメリカ合衆国」と呼んだり、書いたりしてきている。
> そうしないと、中米、南米の人たちに失礼であると思っているからである。
> 朝鮮半島という地域全体を表す呼称は英語ではKoreaであるが、この日本語訳はなかなかやっかいである。現在のところ筆者は南北両者を表す言い方として「韓国・朝鮮」を使っている。
>そこで話されていることばは「韓国・朝鮮語」である。ちなみに言語学辞典では「朝鮮語」であり、筆者の勤務校の開設講座名も「朝鮮語教育講座」である。しかし、これでは北朝鮮の方に傾斜してしまうと考える人たちがいる。そうかと言って「韓国語」とすると、逆の不満がでてくる。