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WCAG 2.2 Understanding Docs の達成基準 1.4.1 (色の使用) に関して、「Intent (達成基準の意図)」の注記に以下の記述があって、困惑している。

リンクテキストと非リンクテキストを、色だけで判別する実装は Failure で (←これはわかる)、色も含めてまったく視覚的に判別させない実装は (Not Applicable ゆえに) OK、ということ...?

「For instance, a hyperlink which has been styled to appear no different than neighboring static text would not fail this success criterion, as there would be no color differentiation between the actionable hyperlink text and the adjacent static text.」

『色も含めてまったく視覚的に判別させない実装』は、逆説的ですが、色によって「ここがハイパーリンクですよ」という情報を伝えようとはしていないので、色の使用に関しては抵触しないという意味だと思いますけど

@burnworks ありがとうございます。たしかにおっしゃる通りかも、と思うのですが、であるとして、リンクテキストと隣接する非リンクテキストがまったく同じ外観である場合、それはアクセシビリティの観点で適切ではないと言える根拠となる WCAG の達成基準って何だろう、と思いまして...。

さっきの件が Understanding の Note に書いてあるものの、結局は 1.4.1: Use of Color がその根拠になるんじゃないでしょうか……

1)Failures として下記が挙げられている
F73: Failure of Success Criterion 1.4.1 due to creating links that are not visually evident without color vision
w3.org/WAI/WCAG22/Techniques/f

2)Sufficient Techniques で下記が挙げられている
G183: Using a contrast ratio of 3:1 with surrounding text and providing additional visual cues on hover for links or controls where color alone is used to identify them
w3.org/WAI/WCAG22/Techniques/g

逆に言えばなんで 2.2 になって Understanding に矛盾?するような Note を足したのかの方が気になりますね…… 中に人にしかわからない事情があるのかもしれませんが、そこは私も知りたいです

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