今年最後に読んだ本、西塔由貴子『ホメロスと色彩』になりました 一般向けに書かれてるから逆に読みづらくなってるところもあったけどとても興味深かったです 二度目になるけど西洋古代史や神話、それをモチーフにした創作をしている人は読んでおいて損はないと思います おすすめです
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この本で提示された古代ギリシアの価値観にそぐわない色をバンバン創作に使ってることにちょっと罪悪感覚えたんですが絵的な都合、配慮を優先して配色決めますね…ゆるせ…
フェニキア人が紫の染料を最初に使用したと一般的に考えられていたけどその説は崩れつつあり、最近の遺跡発掘調査の進展で前17世紀初め頃のミノア人が巻き貝からの染料抽出の先駆者であったかもしれないと考えられていると述べられてて、知らなかったそんなの…になったしえ〜めっちゃ紫の服着たミノア人描きたいじゃん…にもなった
一部これ本当に2022年に出た本か？みたいな記述もある… それでもいい本だとは思うけど 口絵も数ページあって貝紫で染色された羊毛の画像とか載ってました