今回はバターの代わりに豆乳から作られたソイレブールを使用、粉はサンプルでもらった北海道産薄力粉、北海道産小麦で現在最もグルテン量が少ないという北海道白(北見95号)を使用しています。それを普段のノリで作ったものだから当然グルテン生成量が普段より少なく骨格がしっかりせず微妙に側面が折れてしまいました。
ソイレブールはバターの風味がまったくないので素材の味と香りを邪魔せず繊細な風味も楽しめますが、バターの香りこそ焼き菓子の醍醐味だという勢も絶対にいると思うのでそこは好みが分かれそうです。バターの黄色味がないので生地が白く仕上がるのは使い勝手がよさそうです。
触った感じはふわふわ柔らかくて生地の歯切れもよく、確かにいつもの北海道産小麦粉のノリと違いました(国産小麦は基本的にもちもちした仕上がりになります)。この粉ならもっと小さい焼き菓子かクッキーのほうが合うかもしれません。
国産小麦も外国産小麦のサクサク感めざしていろいろ品種改良しているそうで、国産品で選択肢が増えるのは価格高騰対策的にもありがたいので今後もいろいろ試してみたいですね #マストドン製菓部