毎日新聞でも記事になっていました。
書類の性別と生活の性別が食い違うことの面倒さについて、すこしでも想像がおよぶ人たちが社会に増えて欲しいと思います。
https://mainichi.jp/articles/20240713/k00/00m/040/139000c
この腹痛……たぶん、胆のう炎では? 前に診断されたときと同じ場所が痛い。
『「モディ化」するインドー大国幻想が生み出した権威主義』読了。長いので畳
『「モディ化」するインドー大国幻想が生み出した権威主義』読了。
モディは「良いこと」もしたのか?とでもいうべき本。経済政策に目立った成果はないし、そもそも政府が公表しているGDPは根拠があやしい、そんな体たらくにも関わらずBJPが長期政権を維持できているのはなぜなのか。巧みなイメージ戦略と、民主主義を骨抜きにしていく過程が描かれています。5月に出版された本なので今年の選挙でBJPが議席を減らした話は含まれていないです。どういう分析がされているのかあとで調べてみようと思いますが、本書に記載されているように貧困層・農民軽視が酷いままなのであれば、人口のボリュームゾーンである彼らからのNOが突きつけられたのではないでしょうか。
しかし読んでいるとけっこう日本も似たようなところがあるんですね。故安倍晋三も個人としての人気が高かったと思いますし、マスコミが政府の言うことをそのまま言うだけの存在になってしまっていること、隣国の外国人を脅威をもたらす敵と設定して煽ること、データを軽視すること、コロナの専門家チームが政府に対して影響力を持たず言われたことを承認するだけの組織になっていたこと、などなど…。今年の選挙の結果を見ても日本はインドよりも選挙によるチェック機能が働いていないと感じるし、気が滅入ります。
ちなみにヒンドゥー至上主義者がイスラム教徒を様々な形で迫害しているのはもちろんなのですが、おそらく他のマイノリティに対してもしっかり威圧、妨害、暴行などを行っていると思われます。インド仏教指導者の佐々井上人の話には、RSSが活動を妨害しにきたり、夜道で弟子がやっつけられそうになってやっつけ返した(表現をぼかしています)というようなエピソードがいくつかありました。こういった犯罪や人権侵害を西欧諸国や日本がしっかり指摘できず、対中国という目的のためだけに、黙認してしまっていることについても書かれています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/1291815
「けっこう世の中では石丸さんに注目が集まっていますが、私は蓮舫さんにもっと注目すべきだと思っていて、3位になった蓮舫さんが選挙が終わっても、なおこれだけ理不尽なバッシングを受けているというのが一番特徴だと思います。」 「なぜ女性が勢いよく物事の問題点を力強く指摘するとそういうバッシングを受けるのか、これは本当に日本社会考えないといけない。私は女性への蔑視や差別に近いと思いますよ」
👏👏👏👏👏
わんちゃん🐕のいい話
うちの近くにタイル敷のちっちゃい広場があって、夏は床に埋められたホースから水が吹き出てる仕組みになっている。
吹き出し口は横一列に5つあり、定期的に吹き出して、右から左、左から右といくつかのパターンを繰り返す。
で、その近くを歩いてたらご近所のAさんが犬を連れてじっと立っている。ワンコの方はふせの姿勢でじっとしている。
声をかけると、ここが散歩コースなんだけど夏は犬が噴水に夢中になってしまい帰りたがらないのだそうだ。
噴水は吹き出しと休憩を繰り返すため、わんこは次の機会を逃すまいと待ち構えているわけだ。
「とにかく右から左まで全部飲まないと気がすまないの!トイレさせるために散歩してるのに、ここで限界になるほど水を飲むんだから。出るときより帰るときの方がお腹タプタプなのよ!」
思わず笑ってしまったが、そう愚痴りつつ散歩コースからこの場所を外さないAさんも優しいなと思った。
語学がんばるフェミニスト。セミベジタリアン。よく映画の話をします。トランスの人権を守れ。