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町山のどうでもいい悪口 

町山(兄)が『アイアンクロー』紹介してるのをたまたま聞いてしまったんだけど、相変わらず話を盛りすぎっていうか極端に言いすぎなんだよな。ほんと10秒に一回くらい「そんな台詞/場面はねえ」って説明が出てくる。
話を盛ることで映画本編の魅力を殺しちゃってる気さえするんだよな。それは映画紹介としてどうなの? 『犯罪都市』みたいに悪人ぶん殴るドンソク兄貴を見に行く爽快アクションならともかく、人間ドラマを描いてる作品で極端な分かりやすい描写ばかりだったら退屈じゃん。極端にぶち上げて言っておけば面白そうという幻想を捨ててほしい。
実際の『アイアンクロー』は父親の酷さも兄弟が追い詰められていく様も、とても繊細に丁寧に描かれていて、単にあいつが悪いとか子どもがかわいそうだけでは終わらない複雑な感情が湧いてくるし、だからこそ深く温かい余韻を残す作品なんだよ。

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