https://www.asahi.com/articles/ASS323PGSS2WULLI00F.html
映画『怪物』のクィア表彰、及び宣伝を含む製作陣のクィアに対する姿勢をめぐる対話、実は私が一番感心したのは鼎談の発端となった部分。
SNSで批判に応答するのは難しいと考え沈黙していた是枝監督に"事務所の若手から「その態度はどうか」「失望する」と言われて。それでSNSを見るなかで坪井さんの批評記事に出会って、反省したし気づきにもなった。"
自分がどんなにとがった若者のつもりでも、若手と"上下関係なく"接しているつもりでも、キャリアを積むにつれて権力が発生するし年取って"時代に置いていかれる"部分も発生する。クドカンとか見てると、それを自覚するのは本当に難しいことなんだと思う。
でも是枝さんはちゃんと指摘してくれる人がいるんだなと。是枝作品にはいろいろ思うところあるけど、若手が批判的な意見を言える環境を作ってきたのはすごいことだよ。