映画の上映形式の話
ムービーウォッチメンで上映形式の話が出る度にモニョる。前回放送では、鹿児島のIMAXで見たらスクリーンが狭くて…と言ってたけど、狭いもくそも山陰にはIMAXそのものがない。もちろんドルビーシネマも爆音上映もない。
上映形式の選択肢って、現状では壮絶なほど地域格差があるわけじゃん。そこに触れないまま「ベストな形式はなにか!?」の話をされても、金持ちの美食談義を聞く飢えた農民みたいな気持ちになるんだわ。
形式ごとの違いや長所短所を比較することは技術革新の面から必要だろうし、それを実践してる人は貴重だから宇田丸を責める気持ちはないんだけどさ。
ただ、IMAXやドルビーを前提にして「その条件下で進化を発揮する」みたいな映画作りには断固反対。それは観客だけでなく上映できる映画館も振り分けることになる。