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病院帰りにほっとして寝落ちして、大変かなしい夢を見た。
夢で俺はうどん職人なんだけど、ロープウェイの故障で山の上の高級タワマン病院から戻れず、ついに歩いて下山すんだけど、その道中、仮面ライダーがトドメをさしきれず、体のあちこちが満足に動かない怪人たちに囲まれてしまった。俺はうどんをご馳走するから、うどん職人だから、うどんだけは作らせてくれ。きっと美味いから、あんたらも納得するはずだと言ってダッシュで帰宅して、本当に久しぶりに、ちゃんとしたうどんを作る(ここには書けないが、俺は人には言えないうどんも作っていた)。会心の出来で、これを怪人たちにご馳走しようとするが、怪人たちは人間に戻る機能を失っていて、とうにうどんなど食える体ではないと言う。俺は何も知らなかった。すまないとうなだれると、実は人間に戻る機能を失ってしなかった何人かの怪人が、人間に戻り俺のうどんを食う。その事実に、どちらの怪人も、すまねえと互いに謝りながら、そして俺のうどんを食べた怪人は、確かに美味いと誉めてくれた。それを見て、お前たちは幸せに生きるんだと、人間に変身できない怪人(おそらくこちらの方が改造人間の目的として正しい表現)は、自ら命を断つ。俺はお前たちを引き裂いただけだったのではないかと泣く。いやそんなことはないと、慰められながら、続

満足に体の動かない人間体の怪人たちと協力しあって、お墓を建てて、目が覚めたが、目が覚めた今も、人間に変身できない怪人用のうどんとかを作れなかったんだろうかと、悩んでいる。あいつらは改造人間であることが栄誉だったはずで、人間に戻りたいはずではなかったと思うが、ショッカーは滅び、改造人間としての本懐を果たせる体でもなく、人間社会にその正体を隠して紛れて、何をどう幸せに生きろと言ったんだろうかとか考えてたら泣けてきた。自分の見た夢の話なのに。命乞いにうどんなんか作ったために、俺のうどんは怪人を殺して、生き残った怪人の幸せな生活についても責任を負ってしまった気がする。うちで一緒に働くか? 短絡的だけど。

もう夢の中のディテールが本当に細かくて、今となったは曖昧だけど、夢らしくない夢で本当に現実を侵食するようなリアリティで、本当に辛い会話がたくさんあって、打ちひしがれることが多かった。顎の調子が思ったより良くなってほっとして寝落ちして見る夢がこれ???

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