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Xで喧々諤々の話題に言及(下読み、都知事選ポスター) 

下記に言及しています。
1. 冊子『大解剖!文學界新人賞 出張版文學界 第1号』の下読み委員座談会で、中年男性が若い女性にモテる小説はもう読みたくないという記述があった
2. 都知事選にかこつけて公約や選挙ポスターでやりたい放題をしている候補が複数いる(ほぼ裸の女性の画像が貼られるケースもあった)

2について「法的な違反ではないのだから仕方がない」という意見も見られたが、それは“性的な視線”が苦痛な人への配慮が足りないのではと思う。この話題は1にも通じる。
本人のトラウマをえぐるにせよ、共感にせよ、つらいものはつらいはずだ。
つらいと感じる人が公道で候補ポスターをながめられなかったり、下読みというトレンド醸成の権威になる仕事を諦めざるを得なくなれは、ますますつらいと感じる人の視点が欠けた社会・業界が出来上がってしまう。私はそれをとても心配している。
だから「Not OKである」というメッセージは発信されてしかるべきだろう。OKな人だけの場にしないために。

Xで喧々諤々の話題に言及 続きです 

(下読みの話)
私はエログロや倫理観欠如に耐性があるし、昔のパルプ小説や伝奇小説や現在のネット小説をモリモリ読んでいるので、何を送っていただいても構いません。
(1)強がりではなく、小説で心があまり動く性質ではないため。(2)フィクションでは何をやっても自由だし、世間の共感を得にくい趣味嗜好は存在すると信じているため。
人のフェティッシュを笑ったり貶したりするのはダメです。適切にゾーニングされている限り。

ただし、作品が読者にとって嬉しい内容か、読者を傷つけ得る内容かには注意して読んでいます。問題を含む小説には、何が問題かという説明や注意喚起を書いて申し送りすることもあります。
むろん私だけの知見や感性には限界があります。しかし下読みは多様であるべきで、それは下読みが社会の舵取りに荷担する、責任ある立場だからだというのはアピールしておきたいです。だから下読みの声も拾われたほうがいいと考えます。
※しかし発注元の合意が取れていないのに下読みで読んだものの傾向を言ったり、下読みを請けている件に言及するのはアウトではと私は思います。

Xで喧々諤々の話題に言及 おまけ(ポスター) 

ほぼ全裸ポスターは結局、警視庁に都迷惑防止条例に抵触するとして警告されたので、普通に自主法に引っかかっているのではと。
その展開になる前にSNS上には「仕方ない」という論調の人が結構いて、それは結局、率先して許容する世論を作っちゃってることにならない? ポスターを撤去するための条例を見つけたり、選挙にまつわる法改正を議論したりしないのはなぜ? という気持ちがありました。
yomiuri.co.jp/election/tochiji

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