現代ファンタジーものと聞いて、マンガ『室外機室 ちょめ短編集』(双葉社)を買ってみる。
「やっぱいいなぁローファンタジー! 日常の中の非日常、つかの間の冒険!」(収録作「継ぎ穂」のセリフより)
futabasha.co.jp/book/978457544

フォロー

『室外機室』を読んだ。喪失がキーとなるコミック4作+枠物語。
本の思い出と創造力の継承、死亡後に幽体離脱して世界を自由に散策、並行世界のラジオ放送の受信など、誰しも共感しやすい空想を高い画力で表現している。ひねりやオチはない。
私が好きなのは、個人の全人生が書かれた本が収録された図書館世界をさまよう「地下図書館探検譚」です。一番異界っぽいし、読者に描かれていること以上を妄想させるので。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。