いま英語圏ではロマンタジー(ロマンス+ファンタジー)というサブジャンルがとても売れていて、代表格のSarah J Maasの著書は全世界で合計1200万部を突破。もう一人の代表格Rebecca Yarrosもとんでもなく売れています。なお、この2作家の本は割とセックスシーンが豊富らしいです。

Sarah J. Maas(1986-)は影響を受けたものにガース・ニクス『サブリエル』、『吸血キラー/聖少女バフィー』『セーラームーン』を挙げています。

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私が少し気になっているロマンタジーは、Dragonfall by L. R. Lam (2023) です。
主役の片方は復讐を企てているシーフ(盗賊)で代名詞they。もう片方はある一族最後のオスのドラゴンで、真の力と姿を取り戻すためには心身魂すべてで強く結ばれる関係になった人間を贄として殺す必要がある。目的のために二者は互いに接近するが……という。
barnesandnoble.com/w/dragonfal

ロマンタジー、表紙は日本の感性からするとさほどロマンスっぽくない(リンク先参照)のですが、しかしredditでは「さすがにセックスシーン多すぎやしない?」スレッドが立てられたりしています。
sarahjmaas.com/crescent-city-s

日本の場合はpixivやらムーンライトノベルズ、BLやレディースコミック等々、ウェブや電子で読めるコンテンツに巨大な読者層がついているので、エロス&ロマンスが売りの翻訳小説がはたしてこの層に食いこめるかというと正直微妙な気がしています。

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