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TumblrとWordPressを運営するAutomatticが、データをOpenAI・MidjourneyへAI学習用に提供することになったそうです。
オプション「AI企業を含む第三者とのデータ共有を希望しない」をオンにしないと知らぬ間に提供されてしまうらしいので要注意。

>現地時間2024年2月28日からTumblrとWordPressにおいて、ユーザーがAI企業を含む第三者とのデータ共有をオプトアウトできる新設定が導入される
gigazine.net/news/20240228-tum

[やってみた]TumblrでAI学習利用をオプトアウトする手順をシェアします。
1.以下URLのBlog Settingを開きます。
tumblr.com/login?redirect_to=/
2.ずっと下に行きます。項目Visibilityをブラウザで検索すると見つけやすい。
3.添付図で示したオプションが、データの第三者提供を防ぐ(含むAI学習)ものです。これがオンになっていれば「第三者提供されない」です。

確かにTumblrの場合、デフォルトで「データの第三者提供を防ぐ」はオフでした。なのでユーザが自分でオンにしないとAI学習に使われてしまうという。
WordPressはまだ調べていません。

私個人は普通の日記や雑記をAI学習に使ってもらって構わないです。
しかし私はTumblrやWordPressを、作家の小説やインタビューを掲載するウェブジン媒体として使っています。
あくまで私の直感的な倫理観ですが、著者・取材対象の合意を得ないままにAI学習の参照元にはしたくないです。なので自分が管理しているものはオプトアウトします。

すみません、私が理解不足で不正確な記載をしていたので追記します。
正しくは“TumblrとWordPress【.comやWordPressの有名プラグインの数々】を運営するAutomattic”と書くべきでした。
WordPress.comでwordpressブログを作った人は「第三者にデータ提供してAI学習などに使わない」オプションを選ぶ必要があります。
オープンソースなWordPressを使って独自ドメインでサイトを運用している人は本件に関係ありません。オプション自体、追加されていません。Automatticが運営するWordPressではないものは当然、提携会社へのデータ提供対象になりえないからです。

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