"Shadow Films" by Ben Peek
オーストラリアの作家のノヴェレット（中短編）。
主人公は秘密の仕事で稼いでいる。事前に受け取ったセリフを、映画のエキストラとして撮影されている間にこっそり唱えるのだ。この“影の俳優”業の意義は当人も知らないが、世の中には“影の俳優”に気づく人たちもいた。中にはエイリアンが人間に混じって暮らしている証拠と陰謀論に結びつける動きも。
注意：死や暴力の描写あり。
#鹿の原文読書
https://www.lightspeedmagazine.com/fiction/shadow-films/
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社会派SFです。陰謀論は流行りの素材すぎやしないかと若干構えて読みましたが、人種問題ともしっかりからめられているし、派手ではないが良作でした。SFファンタジー薄味めですが確かにSF。
