仕事を納めた達成感のあまり、Uncanny magazineで英語の短編を10作ほど立て続けに読みました。
P・ジェリ・クラークの"How to Raise a Kraken in Your Bathtub"は、野心ある若者が一山当てるために「浴槽でクラーケンを育てる方法」通りにイカの怪物を育て、彼と大英帝国の破滅を引き起こす。
uncannymagazine.com/article/ho

"The Music of the Siphorophenes" (2021) by C. L. Polkは歌う巨大生物や宇宙海賊が出てくるスペースオペラ。やや冗長。
uncannymagazine.com/article/th

“Six Versions of My Brother Found Under the Bridge” by エヴゲニア・トリアンダフィルは、たぶんダークおとぎ話風家族小説。弟を亡くした少女は橋の下から計6回も弟を連れて帰る。
uncannymagazine.com/article/si

"The Pandemonium Waltz" by ジェフリー・フォードは熱病の中で見た悪夢のようなとりとめない話。しかしはっとさせる1節が多く、良い。移動ダンスホール怪奇譚。
uncannymagazine.com/article/th

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面白かったのを厳選して紹介しました。

過去作の再録では、サラ・ピンスカーのロボットミステリ“Bigger Fish”も悪くないですが、ちょっと引っ張りすぎかもしれません。犯人はほぼ確定しているから、実質動機と手法のみを明かす話なので。
既訳あり→「もっと大事なこと」(佐田千織訳、ジョナサン・ストラーン編『創られた心 AIロボットSF傑作選』、創元推理文庫収録)
uncannymagazine.com/article/bi

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