プライド月間に合わせて、VRC Trans Academyというグループが講演の配信を行なっていました。
リンク先は、VRChat社で働くトランス、ノンバイナリー、ジェンダー・ノンコンフォーミングの人たちの座談会パネルの録画です。(蘭茶みすみさん経由情報)
youtu.be/5vWqeDG-3f4
長いので私もフルでは視聴していません。
3/5人がケモノのアバターで、昔はテキストチャットやケモのコミュニティが居心地のよい場所だったと話されていました。
30分あたりからがおすすめです。
採用面接や労働もアバターのままでOKだった話。やや年配(45歳)の人の、昔からこういうものがあったらという発言。しっくりくるアイデンティティ発見の話「クリックしてアバターを着替えた瞬間、鏡に自分が映った。自分がいた。肉の牢獄(the flesh prison)じゃなくて。自分像が上書きされた」等々。

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37分以降の「テック業界やXR/VR業界での就労に興味を持つトランス&ジェンダー・ノンコンフォーミング者へのアドバイスは?」という話題、ちょっと泣けました。3人が立て続けに「テック業界はいまだ旧弊でセクシスト、ただし安心安全な会社がないわけではない」という話をしています。
フェムなところ(女性的な面)を見せると評価が下がると複数人が言っています。前述のベテランエンジニアは「私はノンバイナリーだけど、人生の大半をヘテロ白人男性で通してきていて、できればそんなことしないで(don't do that)って言いたい」と発言していました。
ただし別のノンバイナリーの方は、幸運なことにずっとオープンにしてゲーム業界で就労してきたし、直近所属した2チームのメンバーは半数がトランスだったと語っていました。
「類は友を呼ぶので、仲間から評判を聞いて会社を探すといい」という助言が出ていました。

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