自分が携わった文芸仕事をふりかえってみたのですが、やはり大変なことも色々あります:時間および気力体力を要する、責任を負う、前例のない道を開拓する、人から批判や恨みを受ける、ボランティア etc. これまでと同じ体制では、そもそも気力体力などに余裕がある人しか担えないし、それではいつまでも変化がないでしょう。 非男性の参加者が少ないと批判があったプロジェクトが、実は女性にも声をかけてはいたもののスケジュールや内容が過酷で断られていたというケースはいくつか知っています。つまりはまだまだ、参加のしやすさや安全設計から見直さないといけないんですよ。
私は出生時に割り当てられた性別が女性(AFAB)ではあるものの女性という自認は無いので、女性としてのカウントには入れるのはあまり適切ではないし、自分が手に入れた権威は早いところ女性(※)にばらまいたほうがいいと思っています。
※ここで書いた「女性」はとても広範で、シス女性やトランス女性だけではなく、ジェンダーに関係なくフェミニンな経験や嗜好や観点を持つ人くらいのイメージです。